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ほぼテク 5月22日(ChatGPTを自社Webサイトに組み込むには? ) – テクノロジーが日常にもたらすイノベーション?

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こんにちは、「今更聞ける!ほぼ毎日テック日報」略してほぼテクの読者の皆様、
SRA東北の我妻裕太です!

今回のテーマは「ChatGPTを自社Webサイトに組み込むための方法」です。
それでは、さっそく深堀りしていきましょう。

ChatGPTをWebサイトに組み込むとどんなことができるか?

ChatGPTは、OpenAIによって開発された大規模な言語モデルで、多岐にわたる業務で使えます。

一つ目は顧客サポート。ChatGPTは24時間365日、ユーザーの質問に応答できるので、カスタマーサポートの効率を飛躍的に向上させることができます。
また、製品推奨のツールとしても有用です。ユーザーの要求に基づいて適切な製品を推奨することができます。

さらに、ChatGPTはコンテンツ生成やマーケットリサーチのためにも使用可能です。
以下のような使い方があるかと思います!

1.顧客サポート
ChatGPTは、ユーザーからの質問に24/7対応するカスタマーサポートボットとして動作できます。
FAQsや製品に関する質問に自動的に答えることが可能で、多くの基本的な顧客の問い合わせを解決します。

2.製品推奨
ユーザーの要求に基づいて、製品やサービスを推奨することもできます。
ユーザーが特定のニーズを持っている場合、ChatGPTはそれに最適な製品やサービスを提案することができます。

3.インタラクティブなユーザーエクスペリエンス
Webサイト上でChatGPTを活用すると、ユーザーとのインタラクティブなエクスペリエンスを作り出すことができます。
例えば、ユーザーが製品を探す過程をガイドしたり、特定のトピックについて教育的な情報を提供したりすることが可能です。

4.マーケット調査
ユーザーからのフィードバックや意見を収集し、それを企業の製品開発やマーケティング戦略に反映させることも可能です。

Webサイトに組み込むと様々な価値を創造してくれます!

ChatGPTをWebサイトに組み込むためのAPIとは?

ではそんなChatGPTを組み込むにはどうすればいいのか?答えは簡単!
APIを利用します!

APIとはアプリケーションプログラミングインターフェースのことで、異なるソフトウェア間で情報を共有するための規則です。

OpenAIはChatGPTをAPIとして提供しています。
これにより、ユーザーからの質問をChatGPTに送信し、その回答を取得することができます。

Webサイトに組み込む方法

では、具体的な組み込み方法について見ていきましょう。
以下は1例ですので参考までにご覧ください。

  1. OpenAIのウェブサイトからAPIキーを取得します。
  2. APIキーを使ってOpenAIのChatGPTと通信するプログラムを作成します。
    主要なプログラミング言語(Python, Node.js, Javaなど)に対応したライブラリが提供されています。
  3. ユーザーとChatGPTとの対話を管理するUIを設計します。
  4. APIの使用中に問題が発生した場合のエラーハンドリングとAPIキーの保護も忘れてはなりません。
  5. APIとUIをテストし、必要に応じてデバッグします。

っということで、ざっくりこんな感じで実装が可能です。

留意事項

ChatGPTは一部の制限があります。
知識は2021年9月までの情報が最新であり、それ以降の情報については適切に応答できない場合があります。
また、企業特有の情報についても適切に応答できないことがあります。
そのため、それらの質問に対しては人間のオペレーターに転送するなどの対応が必要です。

GPTをファインチューニングするとオリジナルのGPTができる

OpenAIのChatGPTは非常に汎用的なモデルであるため、特定のタスクに対する性能を向上させるためには、ファインチューニングという手法を用いて再訓練することが一般的です。
これにより、企業独自のニーズに合わせたオリジナルのGPTモデルを作成することが可能になります。

まとめ

以上がChatGPTを自社Webサイトに組み込むための方法です!

ChatGPTはその高い汎用性とパフォーマンスにより、多岐にわたる業務で大いに活用できます。
ただし、その組み込みには注意が必要です。

特に、最新の情報や企業特有の情報への対応、ユーザープライバシーの保護、エラーハンドリングなどについては十分に配慮する必要があります。

これらを踏まえた上で、ChatGPTを自社のサービスに適用することで、より良いユーザーエクスペリエンスを提供することが可能になります!

いやー素晴らしい( ;∀;)

ちなみにAPIの使用方法、そしてそれを自社の特定のニーズに合わせてカスタマイズする能力に大きく依存します。
このプロセスは専門的な知識が必要となるため、専門家の助けを借りることも必要となるかもしれません。

その際に何かお困りのことがあればお気軽に私の方までご相談ください!

今回のテーマについて少しでも参考になれば幸いです。
人類の英知の結晶とも言えるChatGPTを活用して、自社サービスのさらなる進化を遂げてください。
それでは、次回のほぼテクでもまたお会いしましょう。お読みいただきありがとうございました!

SRA東北の我妻裕太でした。
また次回お会いしましょう(^O^)/

原稿執筆
株式会社SRA東北ビジネス・ディベロップメント
チーフ・ディレクター 我妻裕太

 

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5月19日(ChatGPTを自社システム・自社サービスに組み込むには? )

5月18日(SRA東北版ChatGPT誕生しました? )

5月16日(ChatGPT? OR SRA東北?まとめ ) 

5月15日(ChatGPTと過ごした3日間?AI・人工知能EXPO出展報告、ChatGPT対応ソリューション多数ございます!)

5月11日宇宙ビジネスをより注力します!)

5月10日(ChatGPTとSRA東北の比較?)

5月9日(特定型AI(Narrow AI)とは)

5月8日(日本最大級のイベントAI・人工知能EXPO) 

5月2日(スケール則(scaling law):極めて重要な法則)

5月1日(ChatGPTの背景と開発目的、特徴、留意事項)

4月28日(ChatGPTを開発しているOpenAI社とは?)

4月27日(ChatGPT? OR SRA東北?)

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