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今更聞ける!ほぼ毎日テック日報 5月10日(ChatGPTとSRA東北の比較?) – テクノロジーが日常にもたらすイノベーション?

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こんにちは、「今更聞ける!ほぼ毎日テック日報」略してほぼテクの読者の皆様!
SRA東北の我妻裕太です!

本企画は最新テック情報やスタンダードになったテック情報をお届けする番組です!

ITってなに?
ITってどう使えばいいの?
デジタル?
よくわからない!

とお困りの方に向けた番組です!
微力ながらも世の中の皆様のお役に立てれば幸いです。

企画の概要は以下のとおりです。

【配信タイミング】
 ほぼ毎日?

【ターゲット】
 DX担当者やテック系ビジネスパーソン

【配信情報の種類】
 短いニュースレポート

【記事の内容】
 最新のテクノロジーに関する注目すべき話題をお届けします。
 新しい技術が私たちの生活やビジネスにどのような影響を与えるのか、
 専門的な視点から解説します。

さっそく本日のコンテンツですが、第6回目は前回からの続きでこちら!

テーマ:ChatGPT? OR SRA東北?

もう説明不要でみんな大好きなAIだと思います。
私も大好きで毎日使用させてもらっています。

前回はChatGPTではなく、現在スタンダードなAIの特定型AI(Narrow AI)についてご紹介させていただきました。

・特定型AI(Narrow AI)とは、特定のタスクや問題に焦点を当てたAI技術のことを指します。
・特定型AIは、現在広く普及しているAI技術のほとんどが該当します。

今回は本コラムのタイトルになっている「ChatGPT? OR SRA東北?」として汎用AI(General AI)代表格ChatGPTとSRA東北、そして、他の企業様が作られるAIのスタンダード特定型AI(Narrow AI)について話をしたいと思います。

広範型AI(BroadAI)ChatGPTと特定型AI(Narrow AI)SRA東北?の対応表


こちらが私が考えているChatGPTと特定型AI(Narrow AI)の対応表です。
参考になれば幸いです!

解説は以下をご覧ください。

対応エリア

ChatGPT:マルチ・ドメイン
→ChatGPTのマルチ・ドメインは、複数の分野の情報や知識を統合的に学習することで、様々な分野に対応できる技術です。通常の言語モデルは、特定の分野に特化したコーパスを学習するため、他の分野では精度が低下します。しかし、マルチ・ドメイン技術を用いることで、複数の分野の知識を統合的に学習することができ、幅広い分野に高い精度で対応することができます。ChatGPTはこれによって、様々な分野に対応できる汎用性を持ち、柔軟な対応力を発揮できます。

特定型AI(Narrow AI):単一ドメイン
特定型AI(Narrow AI)は、単一ドメインのタスクに特化したAIです。例えば、チェスをプレイするAIや音声認識のAIなど、特定の分野において高い精度を発揮することができますが、他の分野においては利用することができません。特定型AIは、ある特定のタスクにおいては優れたパフォーマンスを発揮することができますが、他のタスクに対しては役に立たないという制限があります。

特徴

ChatGPT:人を超える範囲
→ChatGPTは、人工知能の分野において、人間が理解できる範囲を超える大量のデータを処理し、自然言語による多様なタスクを実行することができる「人を超える範囲」のAIです。ChatGPTは、大規模なトレーニングデータセットを使用してトレーニングされ、自然言語の理解や生成に特化しています。

特定型AI(Narrow AI):人を超える精度
→特定型AI(Narrow AI)は、ある特定のタスクに特化した人工知能であり、そのタスクにおいて人間を超える高い精度を発揮することができます。例えば、画像認識や音声認識、自然言語処理などの分野において、Narrow AIは高い精度を発揮することができます。しかし、複数のタスクに対応することができず、人間が持つような柔軟性や汎用性には及びません。そのため、Narrow AIは限定的な範囲で人間を超えることができます!

データソース

ChatGPT:オープンインターネット
→ChatGPTは、オープンインターネットに対応することができます。これは、インターネット上で利用可能な情報を活用することができるということを意味します。ChatGPTは、オンラインで入手可能な大量のテキストデータを学習することができ、そのため、オープンインターネット上で公開されている情報や知識を活用することができます。この機能により、ChatGPTは、世界中のさまざまな文化や言語に関する情報を取り入れることができ、多様な質問に対応することができます。

特定型AI(Narrow AI):大量かつ完全性の高いデータ
→特定型AI(Narrow AI)は、大量かつ完全性の高いデータを利用してトレーニングされることで、人を超える精度を発揮することができます。例えば、医療画像の診断や金融取引の監視など、特定の分野において高い精度を発揮することができます。

強味

ChatGPT:正解が存在しない問題
→ChatGPTは、正解が存在しない問題に対しても対応できることが特徴の1つです。例えば、ある論文や哲学的な問いに対する答えを尋ねられた場合、その問いに対して複数の見解や解釈が存在することがあります。そのような場合でも、ChatGPTは様々な見解や解釈を学習し、独自の判断を下すことができます。また、ChatGPTは自身の回答に自信度を持って出力するため、ユーザーが正確な情報を得ることができるようになっています。

特定型AI(Narrow AI):正解が存在する問題
→特定型AI(Narrow AI)は、正解が存在する問題に対して高い精度で解決することができます。例えば、画像認識や音声認識、機械翻訳、自然言語処理、ゲームのプレイなどが挙げられます。これらの問題において、正解があるため、それに基づいて学習し、その正解に近い結果を出力することが求められます。

回答の根拠

ChatGPT:理由・根拠と共に不明
→ChatGPTの回答の根拠は、通常は理由や根拠が含まれていません。ChatGPTは大量のデータから学習し、あるテキストに関する文脈を理解して回答を生成することができますが、その回答がどのように生成されたかは明確にされていません。そのため、回答の正確性や信頼性については、人間が判断する必要があります。

特定型AI(Narrow AI):理由・根拠と共に説明可能
→特定型AI(Narrow AI)は、特定のタスクや分野に特化しており、その分野において高い精度を発揮することが期待されています。このため、その処理過程や結果を説明することが比較的容易です。特定型AIは、入力されたデータに対して一定のルールやアルゴリズムに基づいて処理を行うため、その処理の過程や結果について、理由や根拠を説明することができます。例えば、画像認識の場合、どのような特徴点を抽出し、どのようなアルゴリズムで分類を行ったかについて説明することができます。

回答する

ChatGPT:ベースは1件
→ChatGPTのデフォルトの回答件数は1件です。

特定型AI(Narrow AI):複数件
→特定型AI(Narrow AI)の場合、一般的には複数件の回答が生成され、それぞれにスコアが与えられます。スコアが高い回答ほど正確性が高いとされており、複数件の回答を表示することで、より正確な情報を提供することができます。


っということでいかがでしたでしょうか。

私なりにChatGPTと特定型AI(Narrow AI)の対応表を考えてみました。
それぞれ良いところ、留意事項があると思うので、その点を理解して使い分けられるといいのではと思います。

AIは素晴らしい技術です。
大事なのは私たちはそれを利用してどのようにより良い社会を創れるかに頭をシフトすることが大事ですね。

まとめ

本日のまとめです。以下参考になれば幸いです。

っというところでしょうか。本日はここまでです!
次回は特定型AI(Narrow AI)と汎用AI(General AI)のまとめをしてみたいと思います!

また次回お会いしましょう(^O^)/

最新ITほぼ日日記では、今後も新しい技術やトレンドに注目し、その影響や応用事例を取り上げていきます。テクノロジーの進化によって私たちの生活がどのように変わっていくのか、一緒に考え、学んでいきましょう。次回の記事もお楽しみに!

 

 

 

原稿執筆
株式会社SRA東北ビジネス・ディベロップメント
チーフ・ディレクター 我妻裕太

バックナンバー

5月15日(ChatGPTと過ごした3日間?AI・人工知能EXPO出展報告、ChatGPT対応ソリューション多数ございます!)

5月11日宇宙ビジネスをより注力します!)

5月10日(ChatGPTとSRA東北の比較?)

5月9日(特定型AI(Narrow AI)とは)

5月8日(日本最大級のイベントAI・人工知能EXPO) 

5月2日(スケール則(scaling law):極めて重要な法則)

5月1日(ChatGPTの背景と開発目的、特徴、留意事項)

4月28日(ChatGPTを開発しているOpenAI社とは?)

4月27日(ChatGPT? OR SRA東北?)

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