ビジネス

ほぼテク 5月19日(ChatGPTを自社システム・自社サービスに組み込むには? ) – テクノロジーが日常にもたらすイノベーション?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

こんにちは、「今更聞ける!ほぼ毎日テック日報」略してほぼテクの読者の皆様、SRA東北の我妻裕太です!

本日は久しぶりの雨です!昨日までは快晴でしたので、ちょっと残・・・ではなくて、
雨降って地固まる!なので今日もいいことがあるはず!っということではりきっていきましょう。

リフレクション、リフレクション!

今回のテーマは自社システムや自社サービスにChatGPTを組み込み方法です。
人類史上最高傑作、人類の英知の結晶と呼ばれているChatGPT!を自社システムや自社サービスに組み込めたらいいなーなんて思っている方に向けた情報です。

何かの参考になれば幸いです!
それではさっそく本日のコンテンツにまいりましょう。

ChatGPTを自社システム・自社サービスに組み込むには?

自社システムやサービスにAIを組み込むことは、顧客体験の向上、業務効率化、新たなビジネスモデルの開発など、様々なメリットがあります。
その中でも注目を集めているのがOpenAI社様の開発したChatGPTです。

ChatGPTは人間のように文章を生成するAIで、FAQの自動化、カスタマーサポート、コンテンツ作成など、多様な領域で活用されています。
そして、その組み込みはOpenAIが提供するAPIを使用して行います。

APIでChatGPTと会話してみた!

OpenAIのAPIは非常に直感的で簡単に使用できます。基本的にはHTTPリクエストを送信し、レスポンスとして生成されたテキストを受け取ります。その中にはシンプルな単語、フレーズ、あるいは複数の段落が含まれることがあります。

これにより、ChatGPTを用いて、ユーザーが問い合わせを行った際に自動で適切な回答を提供したり、ユーザーが特定の情報を求めたときにそれを提供するような機能を自社システムやサービスに組み込むことが可能となります。

こちらが実際にAPI経由で会話をしている様子です!

おっ、いつものChatGPTの画面ではないところで会話をしているのが不思議な感じが(笑)
これで自社システムや自社サービスに組み込めそうです。

そして、弊社の紹介がちょっと違う気がする・・・(笑)
でもOK!

ChatGPTのAPI利用方法

ChatGPTのAPIを活用するには、まずOpenAIのウェブサイトからAPIキーを取得します。その後、APIキーを用いて、ChatGPTに対するリクエストを行います。これは基本的にプログラミング言語(例えばPythonやJavaScript)で行うことができます。

APIのキーは以下のURLからアクセス可能です。
https://platform.openai.com/account/api-keys

しかし、そのまま利用すると、ChatGPTの応答は一般的なものであり、特定のニーズに対応していないことが多いです。そのため、具体的なニーズに応じた最適な結果を得るためには、リクエストに対するChatGPTの振る舞いをカスタマイズすることが重要となります。

これを実現するためには「ファインチューニング」が鍵となります。
ファインチューニングとは、ChatGPTの基本的なモデルを特定のタスクに特化させるために再訓練する手法を指します。たとえば、特定の業界の専門用語やある特定の顧客に対する適切なトーンや表現を学習させることができます。

しかし、ファインチューニングは専門的な知識が必要となります。そのため、初めてChatGPTを自社システムやサービスに組み込む際には、専門家の助けを借りることをおすすめします。

ちなみにファインチューニングの事例は前回のほぼテクで実践した様子を公開しておりますので、ご覧ください!今更聞ける!ほぼ毎日テック日報 5月18日(SRA東北版ChatGPT誕生しました? ) – テクノロジーが日常にもたらすイノベーション?

ChatGPTのAPIで何が実現できるか?

ChatGPTのAPIは非常に多機能で、さまざまな応用が可能です。
具体的には以下のような機能を実現することができます。

1.カスタマーサポート
ChatGPTはよくある質問や問題に対して、人間が行うような対応を自動化することが可能です。
ユーザーからの問い合わせをリアルタイムで解析し、適切な回答を生成します。

2.自動翻訳
ChatGPTはさまざまな言語間での翻訳を行うことが可能です。
自然な言い回しを保ったまま、ユーザーの要求に応じて文章を翻訳します。

3.教育・学習支援
ChatGPTは学習者が理解しやすい形で情報を提供します。
例えば、難しい概念を説明したり、宿題のヘルプを提供したりすることができます。

4.ゲームやエンターテイメント
ChatGPTは物語を作り出したり、ゲームのキャラクターと対話したりするために使用できます。
ユーザーとの自然な対話を通じて、よりリッチなエンターテイメント体験を提供します。

5.個別の問題解決
あらゆる種類のテキストベースの問題解決にChatGPTを使用することができます。
例えば、ビジネス上の決定を下すための情報を提供したり、テクニカルな問題を解決するためのガイダンスを提供することが可能です。

これらは一部の例に過ぎません。ChatGPTのAPIを用いて、様々なニーズに応じたカスタマイズが可能です。
これにより、ユーザー体験の向上や業務効率の向上を実現することができます!

いやー素晴らしい( ;∀;)

まとめ

ChatGPTを自社システム・自社サービスに組み込むことは多くの利点があります。
そして、なによりもまずはやってみる、やってみるとさらにアイディアがでる。
これが大事だと思います。

ぜひ、皆さんChatGPTのAPIを活用して自社システムや自社サービスに新しい価値を吹き込んでみてはいかがでしょうか。

ちなみにAPIの使用方法、そしてそれを自社の特定のニーズに合わせてカスタマイズする能力に大きく依存します。
このプロセスは専門的な知識が必要となるため、専門家の助けを借りることも必要となるかもしれません。

その際に何かお困りのことがあればお気軽に私の方までご相談ください!

以上が、ChatGPTを自社システム・自社サービスに組み込む方法についての基本的な情報です。
これを活用し、より効率的かつ効果的なデジタルトランスフォーメーションを実現していただければ幸いです。

次回も「ほぼ毎日テック日報」で最新のテクノロジートレンドをご紹介します。今回の記事が皆様のビジネスに少しでも役立つことができれば幸いです。それでは、また次回の記事でお会いしましょう。

私たちが生活やビジネスにおいて、テクノロジーの恩恵を最大限に活用するためには、その動向を常に追い続け、理解し、そして実践することが重要です。それが「ほぼ毎日テック日報」が皆様に提供したい価値です。

これからも最新のテクノロジー情報を皆様に提供し続けますので、引き続き「ほぼ毎日テック日報」をどうぞよろしくお願い申し上げます。

SRA東北の我妻裕太でした。
また次回お会いしましょう(^O^)/

原稿執筆
株式会社SRA東北ビジネス・ディベロップメント
チーフ・ディレクター 我妻裕太

 

バックナンバー

5月18日(SRA東北版ChatGPT誕生しました? )

5月16日(ChatGPT? OR SRA東北?まとめ ) 

5月15日(ChatGPTと過ごした3日間?AI・人工知能EXPO出展報告、ChatGPT対応ソリューション多数ございます!)

5月11日宇宙ビジネスをより注力します!)

5月10日(ChatGPTとSRA東北の比較?)

5月9日(特定型AI(Narrow AI)とは)

5月8日(日本最大級のイベントAI・人工知能EXPO) 

5月2日(スケール則(scaling law):極めて重要な法則)

5月1日(ChatGPTの背景と開発目的、特徴、留意事項)

4月28日(ChatGPTを開発しているOpenAI社とは?)

4月27日(ChatGPT? OR SRA東北?)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る