請求管理システム2

サービス申込受付から請求まで管理する、日々の業務をアップデートするシステム

Billing Management System 2.0

請求管理をアップデート
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システム導入の経緯

 お客様の新しいサービスの立ち上げに伴って、申込から請求を一元管理するシステムを構築しました。
 サービスの立ち上げ当初は、Microsoft Excelを活用しながらお客様の担当者が手作業にて業務を運用しておりましたが、サービス契約件数も徐々に増えていく中で手作業での運用も限界に近づいておりました。
 そのような状況で初期システムの構築がスタートしましたが、サービス契約件数は拡大途中のために管理業務は変わる可能性があること、また、システムによる運用開始を短期間で実現する必要性から、簡易システムとして柔軟に開発できるMicrosoft Accessを採用し、初期バージョンをリリースしました。
 その後、サービス契約件数が順調に伸びたことから、担当者1名での運用が難しくなり、Webシステムにリプレースすることで複数名で運用する方針へ変更となりました。
 同時に、Microsoft Accessによる運用を続ける中で明らかになってきた課題に対して、システムのインターフェースの改良や機能の追加を行うことにより、より確実で効率的な業務の運用を可能とするWebシステムへのリプレースを実現しました。

Webシステムリプレースへのアプローチ

業務の運用を続ける中での課題・要望に対する対応実績

その事例の一部を紹介します

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事例①

  Webシステムへリプレースをする前は担当者1名で請求業務を行っており、契約件数の増加にともなって限られた期間内に請求データの作成を終えることが難しくなっておりました。Webシステムのメリットの一つとして、複数名で同時にシステムを操作できることが挙げられます。その際、排他制御やユーザー権限の制御を考慮しないとデータ破損などの障害につながる恐れがあります。本システムでは「複数人で同時に操作したい」、「将来的には入力業務を業者へ委託して作業効率を上げたい」との要求に応えるシステムを実現しました。

事例②

  Accessによる簡易システムでの運用は、システム担当者が定期的にバックアップを作成して運用していました。データのバックアップ管理を手動で行うことにより、人的ミスなどによるデータの破損が発生した場合、データの修正や復元に労力を有する危険性があります。Webシステムの構築時には、Accessと親和性のあるMicrosoft SQL Serverを採用し、データ移行を行いました。同時にストアドプロシージャによるバックアップ機能の自動化や、リストアなどの運用を考慮した環境構築も実現しています。

事例③

  定期的なバックアップや画面操作などのシステムについて、入力担当者からのシステム担当者への問合せが多くなると、システム操作方法などの教育に時間をとられ、本来の業務に集中できなくなるケースがあります。本システム導入時には、運用にかかる時間・コストも効率化するために、バックアップ自動化や画面の使いやすさを考慮し、画面についてはユーザー直感的に操作できるよう、業務に沿った柔軟なUI・UXを実現しました。

Billing Management 2.0

請求管理をアップデートする

システムの特徴の一部を紹介します

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独自の業務仕様をカスタマイズ

請求・入金消込のタイミングによる制御や、督促の履歴管理など、お客様の独自の業務仕様をシステムに反映して導入します。

請求データ自動化

毎月苦労していた請求データの作成を自動化し、複雑な月次処理や台帳管理の情報源を自動化してより早く確実な業務運用を支援します。

フレキシブルなUI・UX

書類ベースの申込書からの入力にもストレスを感じさせないインターフェースを提供し、導入後はお客様からも好評を頂きました。

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画面レイアウト
1.申込書の数多くの入力項目を1画面で管理

  申込書の入力項目数は多数かつ複雑になる場合があり、システムの入力画面を単純に実現するとユーザーの使い勝手が下がり、かえって作業効率が上がらなくなるケースがあります。本システムでは多数の入力項目を1画面で登録したいという要望に対して、操作性を上げるようなデザインとしました。画面が縦長となってもすぐに入力したい項目を表示するようなリンクや、項目の配置を設計しました。
2.入力行が可変となる項目を柔軟かつ直感的に操作可能

  管理するデータが複雑になるほど、システムの入力画面も複雑になり直感的に操作できなくなります。例えば可変となるデータを取り扱う場合、項目を追加するたびに画面が更新されるなど入力効率が下がります。本システムでは可変データも直感的に追加・削除できるよう非同期通信を用いるなど、UI(ユーザーインターフェース)だけでなく、UX(ユーザー体験)も配慮したつくりを実現しました。ユーザーがどのようなデータをどのような流れで操作するかを考慮し、システムに落とし込みました。

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MCPを保有しています

  開発チームのメンバーがMCP(マイクロソフト認定プロフェッショナル)の認定資格を保有しています。必要な知識と技術を取得していると証明する資格となり、品質の高いシステム開発へのアプローチとなります。

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使用技術・環境
サーバー:Microsoft Internet Information Services (IIS)
プログラム言語/フレームワーク:C#/ASP.NET MVC
データベース:Microsoft SQL Server
お問い合わせ
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