みなさんこんにちは。
いつも当サイトをご利用いただき、ありがとうございます。
我妻裕太です。
本日はいまさら聞けない数字の 見える化(番外編)の
・3分で見るショートストーリー第3話
をお送りしたいと思います。
最後までお付き合いいただければ幸いです。
▼目次
- 第2話のおさらい
- 第3話 見えないものを見る
- 本日のまとめ
- おまけ IT基盤の統合・再構築の検討分岐点
第2話のおさらい
住宅メーカーで勤務することになった横山君。
ひょんなことから「会社の売上60億円を70億円にする」それを達成するための取り組みとして、会社の数字を見える化することを伝えられた。
横山君は1週間かけて、Excelの機能を駆使して売上を見える化する資料を作成した。
しかし、敏腕の内藤部長からはただゴールとなる売上をグラフにするだけでなく売上を達成するための数字も意識するようにとアドバイスをもらう。
果たして、どんな答えを見出すのか横山君の活躍が期待される。
前回のストーリーは以下のコラムをご覧ください。
いまさら聞けない数字の 見える化(番外編)3分で見るショートストーリー第2話
見えないものを見る
(横山君)
売上を見える化するだけでなく、売上を達成するための日々の活動を見える化するか!
よし!がんばるぞ!!
(ナレーター)
どうやらやる気十分の横山君のようです。
頑張ってほしいですね。
(1週間後)
(ナレーター)
今までの経験からどんなデータが必要か考えているようですね。
立派に成長しているようです。
(2週間後)
(ナレーター)
なかなかうまくいかないようですね。
ゴールまでの道のりはまだまだのようです。
(3週間後)
(横山君)
もう少し色んなデータを集めないと・・・(汗)
(ナレーター)
ゴールが見えてきたようですね。
ラストスパート頑張れ!!
(一か月後)
(横山君)
よし!できた!!これでいこう!!
(ナレーター)
どうやら納得のいくものが出来上がったようですね。
さぁいよいよ部長へのプレゼンです。頑張れ横山君!!
あれから一ヶ月後 デモ実施
(ナレーター)
今日は内藤部長へのデモの日です。
上手くいくと良いですね。
緊張しているようです横山君!!
期待しています。
(横山君)
おはようございます!内藤部長!
大分お時間をいただきましたが、いろいろと模索しながらやってみました。
(内藤部長)
おはよう。横山君。
ほぉ。どれどれ見てみようか。
(横山君)
こちらになります!!いかがでしょうか・・・(汗)
【MakeGraph】グラフデータ一覧
見えるデータ |
1.ヒアリング件数達成率 |
2商談件数達成率 |
3.グラフで見る月別のヒアリング件数 |
4.グラフで見る月別の商談件数 |
5.数字でみる日々の活動記録 |
【MakeGraph】絞り込み条件一覧
絞り込み条件 |
1.活動年 |
2活動月 |
3.担当営業 |
ポイントは自家製のスピードメーター??
今回は各営業部のヒアリング件数、商談件数を見える化しました。
前回のExcelファイルで売り上げを把握しながら、毎月の商談件数を見える化し、目標に近づけているかも確認できます。
今回はスピードメーターを自作しまして(汗)今の自分はどこまで目標に近づいているのか見ることもできます。
(ナレーター)
どうやら連日遅くまで頑張っていた自作のスピードメーターを披露しているようですね。
ちょっと覗いてみましょうか。
※画質が荒い部分がありますので、あらかじめご了承ください。
(内藤部長)
ほぉ~う。スピードメーターか!!分かりやすいね。直感的だ!!
さらに色々見てみると・・・ふむふむ!!
毎月の予定と比較して今の現状が見える。
さらに今のアクションが足りているかも見える。
不足しているならみんなで協力して行動しようということだね。
素晴らしい!!よくやってくれた!!
今回の件はこれで完了だ!!ご苦労様!!
(横山君)
(あれ??今回は意外とすんなりと終わったな・・・まぁいいか)
(ふぅ~・・・)
(やっと、終わった・・・)
(疲れたな・・・)
(・・・)
(思い返せば長い一ヶ月だったな・・・)
(ナレーター)
どうやらこの一ヶ月を色々と思い返しているようです。
少しそっとしておきましょうか。
(空想シーンに入る)
(内藤部長)
ぜひうちの数字データを見える化してほしい!!!
(横山君)
数字データ?ん??いやいやちょっと・・・どんな数字データがあるか分からないですし・・・
(私ただの営業マンですけど~~(笑))
(内藤部長)
ほ~さっそくやってくれたか!!仕事が早いね。
どれどれ・・・
(横山君)
おはようございます!内藤部長!昨日の件ですが、まずはやってみました。
いかがでしょうか・・・(汗)
(内藤部長)
説明が不足していた。申し訳ない。
現在、我が社では5年でうちの会社の売上60億円を70億円にしたいという目的がある。
(横山君)
僕と結婚して下さいっ!!(汗)
(横山君)
シクシク(泣)
形になってきたかも!!もう少しだ!!
(内藤部長)
横山君!ちょっと待ちたまえ、これで終わりではないよね?
(横山君)
えっ?????(汗)
また何か???(汗)
(横山君)
もっと細かくデータを分解しないと・・・(汗)
(横山君)
もう少し色んなデータを集めないと・・・(汗)
(空想シーン終わり)
(横山君)
(なんだか・・・)
(シクシク・・・)
(泣けたきたな・・・)
シクシク(泣)
(内藤部長)
どうした横山君!!涙ぐんでいるのかい??
大げさだなぁ横山君は!!よくやったワッハッハッ!!
(横山君)
ありがとうございます。部長!!
(内藤部長)
今回の作業を通じて一回り成長したんじゃないかね?横山君
(横山君)
そうですね。
今回の数字の見える化の作業を通じて、ただグラフを作るだけでなく、何のために見える化するのか、目的を持つことを勉強しました。
もっと、もっと、勉強したいと思います。
あと、できるだけ多くのお客様と接手を持つように、そして、一日でも早く一人前の営業マンになれるように頑張ります。
(この一ヶ月まともに営業活動できていなかったような・・・)
(ナレーター)
おっと!!なんだかいろいろ成長したようですかね(笑)
お疲れ様でした横山君。
本日のまとめ
3分で読めるショートストーリーでお伝えしました「Excelを使って、見える化してみよう」でした。
ストーリーのクオリティは今回もさておきですが(汗)
見える化する時のポイントはその時々によっていろいろあるかと思いますが、
今回の番外編をとおしては以下のポイントを紹介しました。
ぜひ皆さんの見える化する際の参考になれば幸いです。
見える化する時のポイント
ポイント | 例 |
1.ゴール、目標を決める。 | ・今年度売上100億円など |
2.目標を達成するために、日々行動しなければならないことを決める | ・一カ月の面談件数100件など |
3.データがある場所を明らかにする | ・日々の日報データは営業部、売り上げのデータは財務部など |
4.データを必要な形に加工する | ・細かいデータを集計しやすいようにまとめるなど |
5.集計した結果を共有し、チェックする | ・関係者と結果を共有し、チェックし、軌道修正するなど |
留意事項 目的を決めることに時間をかけすぎて、何も決まらず、先にすすめないこともしばしばあります。 そこは周りの方と調整しながら、トライ&エラーで実践してみてください。 |
どうしても数字の見える化はグラフなど可視化することに注目が集まるのがしばしばです。
何のために見える化するかのビジョンがないと、せっかく作ったものも価値がでないことが多いかもしれません。
これから、見える化を取り組みたいという方がいれば、ぜひ参考にしてみてください。
おまけ
(ナレーター)
長い一カ月でしたが、一回り成長した横山君。
また、どこかでお会いしたいですね。
(横山君)
ふ~~。今回はよく頑張ったな!!
(これで解放される!!やった!!今日は飲みに行こう!!)
(内藤部長)
本当にご苦労だった横山君。
このExcelテンプレートがあれば、毎月常に確認できるわけだ!!
(横山君)
えっ!!(汗)毎月??
(内藤部長)
ん??どうしたんだね!!もちろん経過観測しないと意味がないだろ。
我が社では毎月営業会議があるから、毎回使うよ。
来月もよろしく頼むよ。
では・・・
(横山君)
毎月??
今回使ったデータは各部署から集めたり、加工したりするのに1か月以上かかったのに?
これから毎月やる???
IT基盤の統合・再構築の検討分岐点
(ナレーター)
すっかり解放されて、元気になった横山君でしたが、なかなか世の中うまく行かないものですね。
横山君のゴールはまだまだ先のようです。頑張れ横山君(笑)
ここからはおまけと題しまして、IT基盤の統合・再構築の検討分岐点について少し考察したいと思います。
もう少しだけお付き合いいただければと思います。
今回の横山君の例では数字の見える化として、売り上げに関する数字データを見える化しました。
ご覧いただいたとおり、数字データは一カ所に保存されていることは少ないです。
どちらかというといろいろな部署やいろいろな人が管理していることが多いのが実情です。
横山君はそんなデータの収集や蓄積など、グラフを作るための前準備として孤軍奮闘していました。
極端な例でしたが、1か月以上時間がかかりました。
実際の企業様、団体様でも同様に、さまざまなシステムやExcelが運用されています。
さまざまなシステムやExcelのデータを収集、蓄積するのだけでも相当な労力がかかることもしばしばです。
年に一回くらいの作業であれば、許容範囲ですが、例えば毎月や毎週となった場合にはいかがでしょうか。ちょっとぞっとしますね・・・(汗)
そうなった場合はIT基盤の統合・再構築の検討分岐点がみなさんの所にも来ていると考えていただくと良いかもしれません。
ここ10年ちょっとの間に日本の企業様、団体様では日々の業務を効率化するためのシステムなどがどんどん導入されていきました。
・○○会計管理システム
・勤怠管理○○システム
・○○経理システム
・○○Excel
etc・・・
日々の業務を効率化するためにはITシステムの存在は必要不可欠です。
さらにそれぞれのシステムに日々蓄積されていくデータもとても大切な情報資産です。
今回のテーマ「数字の見える化」を日常業務に組み込むには独自に管理されているデータの収集、蓄積、加工が必要です。
大きな労力がかかっていなければ、現状のまま、運用されるのも良いですが、
もう我慢できないといった人には「見える化」を自動化する仕組みも検討されてみてはいかがでしょうか。
大切な情報資産を今まで以上に有効活用できるように・・・
今回の記事がみなさんのお役にたてれば幸いです。
今回も記事をお読みいただき、ありがとうございました。
また、次回もどうぞ、よろしくお願いいたします。
株式会社SRA東北
我妻裕太
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いまさら聞けない数字の見える化(全5巻)
- いまさら聞けない数字の見える化Excelを使ったデータの可視化について(前編)
- いまさら聞けない数字の見える化Excelを使ったデータの可視化について(後編)
- いまさら聞けない数字の 見える化(番外編)3分で見るショートストーリー第1話
- いまさら聞けない数字の 見える化(番外編)3分で見るショートストーリー第2話
- いまさら聞けない数字の 見える化(番外編)3分で見るショートストーリー第3話
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データ可視化ソリューション IR-Plus
https://www.sra-tohoku.co.jp/pkg/IR-Plus/index.html
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https://www.sra-tohoku.co.jp/pkg/ac_analysis/index.html
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