ほぼテク読者の皆様、いつも大変ありがとうございます!
我妻裕太です。
GPTに関する連続投稿約140日目です!
本日のテーマはこちらです!
ChatGPTでUXデザインの心理学ドハティのしきい値を体験してみよう!
前回に引き続き、UXデザインでよく用いられる心理学を体験できるWebページを作成してみようのUX研究所?です。
本日はドハティのしきい値です。
ドハティのしきい値とは?
もちろん、ドハティのしきい値について解説します。
ドハティのしきい値(Doherty Threshold)は、コンピュータと人間のインタラクションにおいて、ユーザーがタスクのフローを維持できる最大のレスポンスタイムを指します。このしきい値は一般に400ミリ秒とされています。これは、ユーザーがある操作(例:ボタンをクリックする、キーを押すなど)を行った後、その操作に対するシステムのレスポンス(例:画面遷移、ポップアップの表示など)が400ミリ秒以内に得られる場合、ユーザーはそのレスポンスを「即時のもの」と感じるとされています。
この400ミリ秒という数字は、IBMの研究者であるWalter J. DohertyとAhrvind J. Thadaniが1982年に発表した論文に基づいています。この研究では、レスポンスタイムが400ミリ秒以内であれば、ユーザーの生産性が大きく向上すると指摘されています。
400ミリ秒を超えると、ユーザーは待たされている感じを受け、集中力が散漫になる可能性が高くなります。特に、複数の小さなタスクを高速にこなす必要がある場面でこの遅延が起きると、全体としての効率が低下する可能性があります。
このしきい値は、ウェブサイトやアプリのUI/UXデザインにおいて非常に重要な指標とされています。ユーザーがスムーズに操作できるインターフェースを設計するために、このしきい値を考慮することが多くあります。
簡単に言えば、ドハティのしきい値は「ユーザーがストレスを感じず、効率よくタスクをこなせるためのレスポンスタイムの上限」を示しています。このしきい値を意識することで、ユーザー体験が向上する可能性があります。
なるほど、なるほど!UXデザインでは必須のテクニックですね。
ではそんなドハティのしきい値を体験できるHTMLを生成してみよう!
【プロンプト】
あなたは優秀なUXデザイナーです。
ドハティのしきい値を体験することができるHTMLを作成してください。
ドハティのしきい値(400ms以下)に適合している状態としていない状態が体験できるHTMLとしてください。
その際に生成したHTMLはどのようなことが体験できるのか具体的な説明も交えて解説をお願いします。
HTMLは使っていて楽しいと思えるようなオシャレなデザインでお願いします。
【生成したテキスト】
ドハティのしきい値とは、人が操作を行ったときにその反応がほぼ即時であると感じられるタイミングを指すもので、400ミリ秒以下とされています。このタイミングを超えると、ユーザーは操作に対する反応が遅いと感じる可能性があります。
以下は、ドハティのしきい値を体験できるシンプルなHTML例です。このHTMLでは、ボタンをクリックしたら背景色が変わるという操作を行います。1つ目のボタンは即時に反応し(ドハティのしきい値以下)、2つ目のボタンは遅延して反応します(ドハティのしきい値以上)。
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<title>ドハティのしきい値体験</title>
<style>
body {
font-family: “Arial”, sans-serif;
}
button {
padding: 20px;
margin: 10px;
font-size: 18px;
cursor: pointer;
transition: background-color 0.3s;
}
</style>
</head>
<body>
<h1>ドハティのしきい値体験</h1>
<button id=”fastButton”>すぐに反応</button>
<button id=”slowButton”>遅く反応</button>
<script>
document.getElementById(‘fastButton’).addEventListener(‘click’, function() {
document.body.style.backgroundColor = getRandomColor();
});
document.getElementById(‘slowButton’).addEventListener(‘click’, function() {
setTimeout(function() {
document.body.style.backgroundColor = getRandomColor();
}, 600); // 600ms遅延
});
function getRandomColor() {
var letters = ‘0123456789ABCDEF’;
var color = ‘#’;
for (var i = 0; i < 6; i++) {
color += letters[Math.floor(Math.random() * 16)];
}
return color;
}
</script>
</body>
</html>
ドハティのしきい値とは、人が操作を行ったときにその反応がほぼ即時であると感じられるタイミングを指すもので、400ミリ秒以下とされています。このタイミングを超えると、ユーザーは操作に対する反応が遅いと感じる可能性があります。
以下は、ドハティのしきい値を体験できるシンプルなHTML例です。このHTMLでは、ボタンをクリックしたら背景色が変わるという操作を行います。1つ目のボタンは即時に反応し(ドハティのしきい値以下)、2つ目のボタンは遅延して反応します(ドハティのしきい値以上)。
html
Copy code
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<title>ドハティのしきい値体験</title>
<style>
body {
font-family: “Arial”, sans-serif;
}
button {
padding: 20px;
margin: 10px;
font-size: 18px;
cursor: pointer;
transition: background-color 0.3s;
}
</style>
</head>
<body>
<h1>ドハティのしきい値体験</h1>
<button id=”fastButton”>すぐに反応</button>
<button id=”slowButton”>遅く反応</button>
<script>
document.getElementById(‘fastButton’).addEventListener(‘click’, function() {
document.body.style.backgroundColor = getRandomColor();
});
document.getElementById(‘slowButton’).addEventListener(‘click’, function() {
setTimeout(function() {
document.body.style.backgroundColor = getRandomColor();
}, 600); // 600ms遅延
});
function getRandomColor() {
var letters = ‘0123456789ABCDEF’;
var color = ‘#’;
for (var i = 0; i < 6; i++) {
color += letters[Math.floor(Math.random() * 16)];
}
return color;
}
</script>
</body>
</html>
このHTMLでは、以下のような体験ができます。
「すぐに反応」ボタンをクリックすると、背景色がほぼ即時に変わります。この操作は400ms以内に完了するため、反応が早いと感じるでしょう。
「遅く反応」ボタンをクリックすると、背景色が600ms後に変わります。この操作は400msを超えるため、反応が遅いと感じるかもしれません。
デザインはシンプルですが、ボタンのデザインや背景色の変更が楽しいと感じられるようになっています。この例を通じて、ドハティのしきい値がユーザー体験にどのように影響するかを体感できると思います。
—————————————————————————–
おぉ。おぉーーーー。今日もいいですね。
ナイアガラの滝状態ですね。
ちゃんと解説も2つ書いてくれていますし、HTML上に適用されているもの、されていないものをそれぞれ作ってくれています。
凄いなー。
実際に体験してみてもいい感じです!
ドハティのしきい値を体験できる方が触っていての心地よさが全然違いますよね。
確かに心地よい!
逆に適用されていないボタンは気持ちが、うぅ・・・(汗)っとネガティブな感情になります。
これはかなり良い体験ができますね。
素晴らしいです。
まとめ
っということでいかがでしたでしょうか。
徐々になれてきましたUX研究所?ですが、本日はドハティのしきい値を体験できるHTMLをChatGPTで生成してみました。結果は素晴らしい体験をできるHTMLができました。
ドハティのしきい値が適用された心地よいものと、適用されていないストレスフルな体験が作成できました。
デザインを検討する際にこういった体験ができるパーツがあるとお客様との打ち合わせ時にも良い提案ができそうですね。
いやーいい感じです。
なかなか表現が難しいUX体験をあっという間に生成してくれるChatGPT素晴らしいです。
ChatGPTをうまく活用して人間はもっと創造的で考えを深化させる方に進んでいければと思います。
本日の記事がみなさまの何かのヒントになれば幸いです。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、また次回のほぼテクでお会いしましょう!
SRA東北の我妻裕太でした。
さようなら!

株式会社SRA東北ビジネス・ディベロップメント
チーフ・ディレクター 我妻裕太
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