AR(拡張現実)

ニューノーマル時代における新しい取り組み Mixed Reality(複合現実)HoloLens2 Vol.1

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お世話になっております。
SRA東北 ビジネス・ディベロップメント
チーフ・ディレクター我妻裕太です。

大変ご無沙汰しております。みなさまお変わりないでしょうか。

緊急事態宣言は解除されましたが、新型コロナウイルスの第二波も発生しております。
今後とも皆様におかれましては、ご健康には一段とご留意のほどくださいませ。

こうした状況下の中で弊社の方ではコロナウィルスに負けないよう、そして、皆様に今まで以上に新しい価値をお届けできるよう様々な取り組みを今年度も開始しております。

本日はその一部をご紹介させていただきます。
ぜひ、最後までお付き合いいただけますと幸いです。

ニューノーマル時代における新しい取り組み

今回のテーマは「ニューノーマル時代における新しい取り組み」です。そもそもニューノーマル(新常態)とは?というところかですが、Wikipediaでは以下記載されています。

ニュー・ノーマル(英語: New Normal)は、ビジネスや経済学の分野において、2007年から2008年にかけての世界金融危機やそれに続く2008年から2012年にかけての大景気後退(英語版)の後における金融上の状態を意味する表現。この言葉は、以降、様々な文脈で用いられるようになり、かつては異常とされていたような事態がありふれた当然のものとなっていることを意味するようになった。~Wikipediaより引用~

ニュー・ノーマルとは、もともとはリーマンショック後の金融上の意味として使われていたようです。ここ最近ではWithコロナ、Afterコロナでのライフスタイルやワークスタイルの変化としての「新たな常態・常識」の意味として指すことが多いようです。

※ニューノーマルの誕生はリーマンショック以前との由来もありますが、今回はリーマンショックからの定義とさせていただきます。

5月4日に政府の専門家会議から新型コロナウイルスを想定した「新しい生活様式」が公表されました。その中でも大きなところとしましては以下のようなものがあります。

  • ソーシャルディスタンス
  • 3密の回避
  • テレワーク
  • オンライン
  • キャッシュレス

これから先の社会生活の中で、より、オンライン化・デジタル化・リモート化・無人化・省人化が加速すると考えられます。そのような背景からこれから先必要となるテクノロジーとして考えているのが、VR(仮想現実)や AR(拡張現実)を超えた今回の“ MR:Mixed Reality(複合現実)”です。

MR:Mixed Reality(複合現実)”は、現実世界の空間に実際には存在しないバーチャルなモノをリアルタイムに投影して操作ができる技術です。

簡単にいうとVR(仮想現実)や AR(拡張現実)を合体させたものです。

MR:Mixed Reality(複合現実)の事例も増えてきており、代表的なものがトヨタ自動車様での事例です。こちらは自動車の修理や点検業務において、MRデバイス「HoloLens」を活用することで、作業時間の削減や直感的な作業手順の理解に繋げているそうです。製造業では作業現場に製品のサンプルを投影して次の作業や細部の作業の確認等を行うことが可能になったそうです。

その他にもMR:Mixed Reality(複合現実)を使うとどんなことができるようになるのかというと、

作業員のリモート支援

複合現実を使うことによって現場の作業員と遠隔にいるエキスパートの二つの画面を共有することにより、あたかもその場にエキスパートがいるかのように作業をサポートすることが可能になります。さらにMRディスプレイを持っている人とAIが連動することによりAIと会話しながら作業のマニュアルを表示したり、異常を検知してリアルな空間で情報を共有することも可能になります。

進化する教育

現実世界の空間にバーチャルな設備機器などを重ねて、設備補修のトレーニングなどもできるようになります。これまでは一つの会場にたくさんの社員を集合させて研修を行うことが多かったですが、MRデバイスがあればいつでもだれでも簡単にトレーニング・技術伝承ができるようになり、教育の無人化・省人化に繋がります。

新しいプレゼンテーション体験

製品説明など人に対するプレゼンテーションも十分な可能性を秘めています。これまでは人が人にプレゼンテーションをすることが常識でしたが、MR:Mixed Reality(複合現実)があれば説明する内容・コンテンツ・原稿があればMRデバイスとAIが人の代わりとなって新しい顧客体験を提供できるようになります。

究極の Mixed Reality デバイスHoloLens 2

っということでMR:Mixed Reality(複合現実)の活用シーンはこれ以外にもたくさんあり、今後の社会には必須のテクノロジーと考えています。SRA東北ではニューノーマル時代における新しい取り組みとしてMR:Mixed Reality(複合現実)の取り組みを始動しています。

具体的な話は次回以降になりますが、少しだけ予告をしますと・・・SRA東北で取り組んでいるMR:Mixed Reality(複合現実)は昨年2019年11月に日本出荷が開始されたマイクロソフト様で販売されているMixed Realityデバイス[HoloLens 2]です。

HoloLens 2は究極の Mixed Reality デバイスと呼ばれており、圧倒的な没入感、快適性、AIとのシームレスな連携など高性能なMixed Reality デバイスです。日本国内でも入荷待ちが発生していると言われている、今まさに話題の先端技術です。

SRA東北ではこのHoloLens 2を活用して様々な取り組みを進めていますので、面白いもの、楽しいものを提供していきたいと思います。

次回以降からはHoloLens 2の説明や開発しているものを少しずつご紹介できればと思います。

ぜひ、次回もお楽しみにしてください。
今回も記事をお読みいただき、ありがとうございました。

SRA東北はテクノロジー企業として最新の技術に積極的にチャレンジしながら、時代に合ったサービス・プロダクト、そしてブランド価値を創る企業として、これからのニューノーマルをチャンスと捉え、決意と熱意とスピード感をもってテクノロジーに取り組んでいきます。

【原稿執筆】

 



株式会社SRA東北
ビジネス・ディベロップメント
チーフ・ディレクター
我妻裕太

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