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AIを活用した送電鉄塔の「腐食劣化度診断システム」に係る「第4回インフラメンテナンス大賞 経済産業大臣賞」受賞について

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2020年11月27日
株式会社SRA東北

当社は、東北電力ネットワーク株式会社(本社:宮城県仙台市、取締役社長:坂本 光弘以下、東北電力ネットワーク)と共同開発した「腐食劣化度診断システム」について、国土交通省が主催する「第4回インフラメンテナンス大賞」の「経済産業大臣賞」を受賞することとなりました。

今後、2021年1月8日(金)に東京で表彰式が執り行われる予定です。

 

「インフラメンテナンス大賞」は、2016年に国土交通省及び関係5省庁(総務省、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、防衛省)により設立され、インフラのメンテナンスにおける優れた取り組みや技術開発を行う事業者を表彰し、好事例として広く紹介するものです。今年度からは、電力・ガス設備を対象とする「経済産業大臣賞」が新設され、当社は同賞を初めて受賞することとなります。

 

今回受賞する「腐食劣化度診断システム」は、2019年11月より電力業界として初めて運用を開始したもので、スマートフォンやドローンなどで撮影した画像を基に、AIが送電鉄塔の腐食劣化度を瞬時に判定するとともに、その結果と鉄塔情報(位置、線路名等)をデータベース上で一元的に管理することが可能です。本システムを活用することにより、送電鉄塔の目視点検による腐食劣化度の判定に係る個人差の解消に加え、送電線路全体の鉄塔の腐食傾向の把握が容易となり、補修工事計画立案の効率化も達成しております。

 

今回の受賞を励みにしながら、引き続き、様々な技術や知見を活用し、地域発展に貢献できるよう努めていく所存です。

 

以 上

(別紙)「腐食劣化度診断システム」の概要について

 

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